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平野綾と谷口賢志、離婚発表

平野綾と谷口賢志、離婚発表

声優で女優の平野綾(37)と俳優の谷口賢志(47)が、2025年8月5日にそれぞれのSNS(X)を通じて離婚を発表した。2人は2024年1月に「交際0日婚」として結婚を報告し、舞台共演をきっかけに話題となったが、結婚から1年7カ月で別々の道を歩むこととなった。

平野は「いつも応援いただいているファンの皆様へ」と題した文書を投稿し、「このたび、谷口賢志と平野綾は、離婚届を提出し、離婚いたしましたことをご報告申し上げます」と報告。また、「今後も、それぞれの活動につき、変わらぬ応援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」と締めくくった。

谷口も同日にXを更新し、同様の内容を発表。「これまでの経緯に際し、一部報道や関係各所を通じて、ご心配・ご迷惑をおかけしました皆様には、このご報告をもって一つの区切りとさせていただきます」と述べ、「今後は、それぞれの道を歩んでいくこととなりますが、仕事と真摯に向き合ってまいります」と綴った。



交際0日婚の衝撃とその後

2人の結婚は、舞台『チェンソーマン』での共演をきっかけに実現したもので、交際期間を経ずに結婚に至ったことから「交際0日婚」として大きな注目を集めた。平野はマキマ役、谷口は岸辺役を演じ、舞台上での相性の良さが話題となった。

しかし、結婚からわずか数カ月後の2024年9月には、週刊誌が2人の別居と離婚協議の報道を掲載。平野は当時、弁護士を通じて協議離婚の話し合いを進めていることを自身のSNSで認め、「誠意を持って早期解決を目指したい」とコメントしていた。

DV疑惑と報道の波紋

離婚報道の中には、DV(家庭内暴力)に関する疑惑も含まれていたが、谷口の所属事務所は「DV行為による離婚への発展といった事実はない」と否定する声明を発表。両者ともに、報道による誤解や憶測に対して冷静に対応する姿勢を見せていた。

一部報道では、警察が出動する事態にまで発展したとされるが、詳細は明かされていない。ファンの間では「真実を知りたい」「報道に惑わされず応援したい」といった声が上がっている。

それぞれのキャリアと今後

平野綾は、2006年のアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』でヒロイン・涼宮ハルヒを演じてブレイク。その後も『DEATH NOTE』『FAIRY TAIL』などの人気作品に出演し、声優・女優・歌手としてマルチに活躍してきた。舞台『レ・ミゼラブル』ではエポニーヌ役を務めるなど、歌唱力と演技力を兼ね備えた存在として評価されている。

一方、谷口賢志は1999年に『救急戦隊ゴーゴーファイブ』で俳優デビュー。『仮面ライダーセイバー』『ウルトラマン』など、特撮作品での活躍が目立つ。最近ではNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演し、演技派俳優としての地位を確立している。

ファンと世間の反応

離婚発表後、SNSではさまざまな反応が見られた。「残念だけど、2人の決断を尊重したい」「それぞれの道で輝いてほしい」といった応援の声が多く寄せられる一方で、「交際0日婚はやはり無理があったのでは?」といった冷静な分析も見られた。

芸能界では、スピード婚や舞台共演からの結婚が珍しくないが、今回のケースはその象徴的な例として語り継がれる可能性がある。

まとめ:それぞれの新たなスタート

平野綾と谷口賢志の離婚は、交際0日婚という異例のスタートから1年7カ月での決断となった。報道や憶測が飛び交う中、両者は誠実に対応し、ファンへの感謝と今後の活動への意欲を示した。

今後は、それぞれが新たな道を歩みながら、表現者としての活動を続けていく。2人の才能と努力が、これからも多くの人々に感動を届けることを願ってやまない。

この離婚発表は、芸能界における結婚・離婚のあり方、そして個人の尊厳と選択を考えるきっかけとなるだろう。

参考記事:MSNニュース⁽¹⁾